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絶句吟詠伴奏曲 舟八島を過ぐ 正岡子規

 伴奏の解説
この伴奏曲の特徴は、前奏にコーラスを入れ、やや劇場的なアレンジにしていることです。また、尺八・筝など邦楽器は使用せず洋楽器のみの伴奏曲です。他に「絶句 岸壁の母」などにも使えるでしょう。
 伴奏のポイント
吟詠タイムは、前半55~56秒くらい、後半58秒~1分くらいをモデルにしています。
○伴奏のアレンジは各行毎に変化させていますので、分かりやすいと思います。
「青山一帯」の箇所で再びコーラスが入ります。吟をこの部分に旨く合わせることができると最も効果的になります。
 
 
 
   舟八島を過ぐ  
   正岡子規  
  万里吹き来る破浪の風
往事を追思すれば已に空と成る
青山一帯人見えず
唯淡濃烟霧の籠むる有り

 
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