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演劇

人生まわり舞台

 
    関西俳優協議会 50周年記念公演
   人生まわり舞台
  2017.2.24〜26  吹田メイシアター中ホール
   原案・脚本:梅林貴久生
構成・演出:西園寺章雄
舞台美術:竹内志朗
音楽:小野尊由
出 演:大竹修造・増田久美子・要冷蔵・西園寺章雄 他
 
本年は関西俳優協議会の創立50周年に当たり、その記念公演として「人生まわり舞台」が上演されました。
「人生まわり舞台」は故藤田まことさんが長年演じてこられた代表作の一つです。西園寺さんから「今回無謀にもこの作品に挑戦することになりましたので・・・」というお電話を頂戴した時には若干腰が引けました。あまりにも有名な舞台の音楽を任されるのは正直なところプレッシャーを感じずには居れません。ただ、明治座などで藤田さんの舞台美術を担当してこられた竹内志朗さんが今回の公演も担当されるということなので、助けてもらえそうな気はしました。
竹内さんとはこれまでいろいろな舞台でご一緒させていただいており、いつも準備段階で美術の絵や装置図などを見せてくださいます。各場の背景に関しては台本のト書きに記述されますが、具体的な絵を見せていただくと、もっと鮮明に理解することができ、作曲の発想を得たり、舞台転換の尺(音楽の長さ)を決めるのに大いに助けてもらっています。

劇中、当時の流行歌を何曲か流すということなので、舞台音楽としてはむしろ時代にとらわれず、また作品の主題となる大衆演劇の世界のイメージを強調するような音楽よりは、誰にも共通する人生の情感を芝居の邪魔にならぬような音でまとめてみようと考えました。
   オープニング
   ブリッジ
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