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手記

コンピューターが壊れた 
作曲の作業中に前触れもなく突然パソコンがダウンしました。ヒューズが切れたように電源が落ちてしまったのです。電源を入れ直してみても何の反応も得られません。私は作曲した作品はすべて外付けハードディスクに保存していますので、作品が失われる心配はないのですが、進行中の仕事は中断せざるを得ません。パソコンのカバーを外してスイッチ部分を点検しましたが、原因を見つけることができず、これ以上為す術はありません。即刻、お世話になっているリードマンの中石さんに連絡し、修理をお願いしました。ありがたいことに、その日の内に修理のためパソコンを預かってくれました。

作曲から録音まで、すべてをコンピューターで行うことは、自分の意のままの作品を作れますし、音楽の制作時間も短縮できるなど、利点は多いのですが、機材が故障すると全くの無力になってしまいます。
今後も社会全体が益々ネットに頼る構造になっていくのでしょう。ただ、便利になる反面、リスクも増すことは覚悟しなければならないでしょう。

5日後、修理を終えたパソコンが届きました。このPCは阪神淡路大震災(1995年)の折に買い替えたもので、以後27年程フル稼働させてきましたので、寿命といえば寿命なのですが、修理可能な限りは使いたいと思っています。今回のダウンの最大の原因はやはりスイッチ部分にあったようで、写真のような外付けのスイッチにしてくれました。いつものことですが大変感謝しています。